アコンカグアは、アルゼンチンとチリの国境にそびえる標高6959mの山で、アンデスはもとより南北アメリカ大陸の最高峰である。 また山の高さだけでなく、その堂々とした山容から、他を圧倒する大きさがあり、昔からインカの人々にあがめられていた山でもある。1883年、アコンカグアの登頂がはじめて試みられたが、人類が初めてその山頂を踏んだのは1897年1月14日で、イギリスのエドワード・フィッツジェラルド率いる遠征隊のスイス人ガイド マティアス・ツールブリッゲンによってなされた。 その後、1953年に、E・ウェルタ、F・ゴドイ、H・バサラによる冬期初登頂。 1954年に、フランス隊(ルネ・フェルレ隊長ら7名)による南壁初登頂がなされた。 アコンカグアには戦後、多くの日本人が登っており、なかでも1953年、早稲田大学の登山隊が戦後初の海外遠征としてアコンカグアの登頂に成功している。 また1968年には植村直己が五大陸最高峰登頂の一環として登り、1981年には長谷川恒男が南壁冬期単独の初登ハンに成功している。 アコンカグアは、チリ近いためサンチャゴの郊外からも眺めることができるが、入山は、アルゼンチンのメンドゥサから、ペエンテ・デル・インカ経由となる。 ペエンテ・デル・インカで、ムーラ(馬)やポーターの手配をし、ここからおおよそ1泊2日のキャラバンで、ベースキャンプのプラサ・デ・ムラスへ着く。 南半球は、季節ちょうど北半球の逆になるので、12月〜2月が、夏となり最も山に登り易い季節となる。 この時期には、各国から登山隊が集まり、ベースキャンプのプラサ・デ・ムラスは、大テント村となる。 アコンカグアに登るためには、登山申請が必要でメンドゥサの事務所で申し込む。1994年の場合この申請に80ドルが必要であった。 ただし健康診断書は不必要であった
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