| Subject: チョオユー登山について |
| 2003-6-9 Mikio Suzuki wrote: |
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さて、お問い合わせの件、 > 1.人数 > 何人で行かれましたか? チョオユーは日本人7人、ネパール人(クライミングシェルパ、コック、キッチン ボーイ、サーダーも含めて)10人くらいだったような気がします > 2.費用 > 1人あたりの費用はいくらぐらいでしたか。 これが一番難しい問題で、この時はチョオユー(ネパール経由で入山)+ローツェ合 算で計画してたので、ハッキリ言って不明としか言いようがありません ちなみに、個人負担金は両方で100万円でしたが、これも色々な方や、会社などから の募金、寄付金などももらっているのでこの金額であったわけで、全体でどの程度費用 がかかったかは隊長くらいしかわかってません。 念のため、シシャパンマ(ネパール経由で入山)の時は日本人隊員3名でネパール人 無しで行きましたが、この時は中国側に全部で150万円支払ってます ただこれも厄介な話ですが、当初シシャパンマのノーマルルートを3名で登り、そこ で2名は帰国、その後再度キャラバンをしてBCを変えたシシャパンマのバリエーショ ンルートを1名(さらにこのために別の日本人が1名交代でで加わる)で登るといっ た計画での金額ですから、ノーマルルートだけならもっと安くなるはずです > 3.旅行期間 > 日本を出て、日本に帰ってくるまで何日ぐらいでしたか。 チョオユーのときは9月初めに日本を出て、10月12日?に登頂、10月20日? くらいには日本に帰国してました > 4.登山許可の取り方 > 登山許可はどうやって取るのでしょうか? > 旅行代理店などを通してとれるのですか? > それなりの実績がないと許可は取れないですか? 登山許可は色々な方法で取得できるようです 1.中国登山協会から取得する方法 2.西蔵(チベット)登山協会から取得する方法 3.別の登山隊に加わっていく方法 大きくこの3つがあるかと思いますし、この順に値段が安くなっていきます チョオユーの時は2の西蔵登山協会の方法で取得しています、シシャパンマの時は2 の亜流の方法(直接ではなく、別の中国の旅行会社を経由して西蔵登山協会から取得 しました) そこで、登山許可ですが、これは単なる紙1枚で、これのチェックを受ける事は一切 ありませんでした(いざと言う時のお守り?のようなものでしょうか・・・) それよりも問題になるのは、中国入国のためのビザの取得です ネパールから入国する時は通常在ネパールの中国大使館で取得しますが、この大使館 へ中国登山協会か、西蔵登山協会からの招待状(インビテーション)が来ていないと ビザの発行ができず、そのために許可が必要というわけです で、その取得ですが、実績が無くてもお金さえきっちりと送金すれば何の問題もなく 許可は取れますよ!、お金しだいです・・・ 適当な名前の登山隊名でもOKです > 5.保険 > 山岳保険などには入られましたか? 保険に入る目的にもよるでしょうが、通常は遭難時の捜索費用などに充当することを 想定して入ってます。 ですので、今までの海外登山では生命保険(特に加入条件が緩く、保険料の安い郵便 局の簡易保険)への加入を強制していました(死亡時に1000万円) 仮に登山の事故では傷害保険は×だったはずです ただ、唯一日本勤労者山岳会の保険だけは海外登山での事故でも捜索などでも保険が 下ります。(日山協の保険では×です) と、ダラダラと書いてきたのですが、現在のチベットのメジャーな山、エベレスト、 チョオユー、シシャパンマでは完全に登山のシステムができてしまってます 昔のように、各登山隊に連絡官、コック、通訳がついてくることはありませんし(規 則ではつける事になってます)、車が入る場所、ベースキャンプの場所、などほとん ど”あたりまえ”として決まっていて、交渉の余地は全くありません ですので、純粋に登山のみを楽しむのは全く問題なくおこなえますが、登山の過程 (国内準備、海外との交渉、地域研究など)も楽しもうと考えるとちょっと物足りな いかもしれません。 もし、登山に集中し、登頂のみを目的とするならば、私ならばネパールの旅行会社が 集めている登山隊に加わって登山します(確か、2000年秋のT大のH君たち はこのようにして登ったはずです、1人ネパール発着で40万円くらいと聞いた覚え があります) この場合登山許可の取得も直接する必要は無く、個人的に専用のシェ ルパを雇いたい時や、上部で酸素を使用したい時など、色々とオプションも選択でき るようです。 あと、日本ヒマラヤ協会が発行している「中国登山の手引き」は読んでおいたほうが 良いかと思います。 中国登山協会を通した場合の、通常の登山許可取得、料金計算の方法などが詳しく解 説されています。 時と場合によっては通常の登山規則を持ち出してきて不当な事柄、料金を言われるこ とがあるので、基礎知識として知っておいて損はないと思います。 まだまだ色々とありますが、また不明な点あったら連絡ください ちょっと決め付けて書いている事もあるので、多少は他でもウラを取ってください。 ではまた Mikio Suzuki 山と旅 それからログハウス |