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アイテム詳細

青春を山に賭けて (文春文庫 う 1-1)
植村 直己/ 文藝春秋

グループ:Book /ランキング:3377
価格:¥ 470
発売日:1977-01 /通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー
おすすめ度:
素直にかっこいい  (2007-12-27)
伝説の冒険家植村直己の5大陸最高峰の登頂記。
どの登頂記も感動するが、印象的なのはその無鉄砲さ。
しかし、彼はやると決心したらやるのです。だからこそすごい。

山に登ることはよく人生にたとえられますが、まさにそうなのだろうと思います。
若き日の植村さんが残した言葉には、
長年人生を歩んできたかのような洗練されたかっこよさがあります。
人生日々チャレンジしたい人には必ず響くものがあるはずです。

魂の先輩。  (2007-09-09)
日本を代表する稀代の登山家・冒険家である植村直己さんの自叙伝です。ところが読んでみると不思議なほど自己顕示欲・きらびやかさは感じられません。飾り気のない素直な、どこにでもいる一人の孤独な若者のやり切れない様々な気持ちの断層が切り取られ表現されています。

私はいつしか沢木耕太郎さんの「深夜特急」シリーズを思い出していました。あの作品に漂う不思議な倦怠感のようなものとはだいぶ違うかもしれません。しかし自分の思いをそのままそこに留めておくことができず次から次へと世界的な冒険(あるいは放浪)に自らを駆って行ってしまう若者の勢いとコントロール不能なドライブ感に、どこか共通するものを感じてしまったのです。時代を経た後輩達に大きい影響を与え、似たような行動に駆り立ててゆくとこなんかも似てないでしょうか?

20世紀の代表的な冒険家  (2007-03-23)
日本、そして20世紀の代表的な冒険家である植村氏の青春時代の手記です。ごく普通の大学生が、人類未踏の山に挑む冒険家になっていく過程が、本人によって正直に語られています。

日本での大学時代、アルプス、ヒマラヤ、アフリカ、南米、アマゾン川、そしてエベレストと、世界を舞台にした旅。実際に体験した人で無ければ出てこない言葉で書かれています。「懸命にやってみろ」とよく言いますが、命を懸けて事に望むことはそうざらにあるわけではありません。この本には、本当に「懸命」に生きた、行動した時間が書かれています。

体力に自身があり、孤独に耐えられ、現代社会に何かもの足りなさを感じている若い人は、この本を読むと良いでしょう。

人はどうして命をかけてまで冒険に出かけるのでしょう? かっこいいから、そこに美しいものがあるから、気持ちが良いから、人と同じことはやりたくないから、何かを征服したいから、でしょうか。植村氏は言っています。「未知なる物への探求と可能性への挑戦、人類の可能性に挑戦するために」冒険するのだと。また、「苦労が大きければ大きいほど、後でそれに比例した大きな喜びが返ってくる」とも言っています。

冒険とはなんでしょう? 現状に満足せず、これまで誰も成功したことのない困難に挑戦することでしょうか。 他人には簡単な事でも、自分にとって困難な事に挑むことも冒険でしょうか。 そうであれば、人が成長するには冒険が必要であり、人類は進歩するには、未踏の冒険家が必要です。貴方は、どんな冒険に挑んでいますか? 何に挑戦していますか?きつい問いです。でも何にも挑戦しなければ、つまらない人生です。

よい本です  (2006-12-23)
良書中の良書だと思います.思想が優れているとか,文章がうまいとか,そういったことではなくて,我が身について深く考えさせられ,大いに刺激を受けるであろう本だと思います.

良い人は助けてもらえる  (2006-04-16)
 1971年に毎日新聞社から出た単行本の文庫化。
 明大山岳部への入部から1971年のグランドジョラス北壁までの冒険が描かれている。中心となっているのは、ヨーロッパのモンブラン、アフリカのキリマンジャロ、南米のアコンカグア、アジアのエベレスト、北米のマッキンリーという五大陸の最高峰を制覇した話。
 読むほどに植村の人柄の良さが伝わってくる。他人のために動くことが出来るし、骨惜しみしないし、愚直なまでに真面目だ。実に魅力的な人間だと思う。また、だからこそ、周りの人たちに助けてもらい、冒険を続けることが出来たのだろうとも感じた。ところが、植村は決して人間好きではない。単独行を好む男なのだ。ここに人間の不思議がある。


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