走って登れるプログラマは冒険すると気分が良くなる

走って登れるプログラマ度試験 
走って登れるプログラマについて、「なんだか分かりません。」とか、「意味不明。」
など多数(?)の意見を頂いております。ここに「走って登れるプログラマ」の定義を
明らかにして、「走って登れるプログラマ」の存在意義を、「本物のプログラマ」や、
「戦うプログラマ」レベルにまで引き上げようと思います。

大衆の中から「走って登れるプログラマ」を選り分けるには、彼(彼女)に次の質問をし
てみてください。
 1) あなたは、マラソンを走ることができますか?
 2) あなたは、山に登ることができますか?
 3) あなたは、プログラムを書くことができますか?
この質問に全て「はい」と答えたら、彼(彼女)は「走って登れるプログラマ」です。

では、各要素について考察をしてみよう。

1.走って
 「走って」とは、マラソンとか、自転車などの長距離走、すなわち持久力を必要とする
 もの全般を表す。
 特にストイックな思想など無く、次のような気持ちで走れれば、「走って」の条件は満たされる。
  1)参加することに意義がある。
  2)ランナーズハイ状態で気持ちよく走れたら最高である。
  3)出来たら、ホノルルを走ってみたいな。
  4)中国-ネパール友好道路を自転車で走れないかな。
  5)クンジュラブ峠もいいなあ。

 キーワードは「ゆっくり走る


2.登れる
 「登れる」とは、「山を登れる」の 省略型である。したがって駅のエスカレータを登れても
 ここで云う「登れる」とはならない。
 「登れる」とは、次のようなことを指す。
  1)五大陸最高峰登頂を目標に山に登っている。
  2)日本百名山完登を目標に山に登っている。
  3)楽しく遊ぶため、自分の好きな山に登っている。
  4)夏は沢登りも楽しいな。
  5)山から下りたときのビールが最高だ。

 キーワードは「ゆっくり登る


3.プログラマ
 「走って」も「登れる」も形容詞、主語は「プログラマ」である。
 では、「プログラマ」とはなんなんだろう。

 精神と肉体の限界に挑戦し、ひたすらプログラムを書く人。
 夜遅くまでディスプレイに向かい、キーボードを叩き、ジャンクフードを食べながらバグをとる。
 時代が来ればIT時代の騎手とか言われて、特攻を繰り返させられる・・・

 ううん。チョット違う。
 私は、めんどくさがりの、怠け者です。

 プログラマにとって怠け者であることは重要です。
 なぜなら、プログラムとは誰かに仕事をさせること、プログラミングとはその方法を
 作ることだからです。古き良き時代のプログラマにとって誰かとはコンピュータ、または
 CPUそのものでしたが、最近のオブジェクト指向プログラムは対象が拡大しています。
 怠け者でない人、すなわち勤勉な人はプログラマに向きません。千件のデータを入力
 しなさいと言われて、黙々と作業をする人は、おそらくプログラマとしては大成しません。
 一件でも手を抜くための方法はないか、類似点はないか、構造上の特性はないか、
 そういうことを嬉々として考えられるのがプログラマなのです。たとえそれが結果的に
 千件手入力より苦労だったとしても、それがプログラマという人種の性であり、それが
 プログラマの誇りなのです。

  1)怠けるために考える。
  2)楽をするための方法を作る。
  3)似合わぬことは無理をしない。(似合うことには無理をする。)
  4)普通の人には、働いているのかサボっているのか分からない。

 これが、プログラマの本質です。
 キーワードは、「わ・ざ・と、ゆ・っ・く・り・、や・っ・て・み・よ・う


4.走って登れるプログラマ
 走って登れるプログラマについて、一般に以下のことが云える。
  1)走って登れるプログラマは冒険すると気分が良くなる。
  2)走って登れるプログラマはネクタイが嫌い。
  3)走って登れるプログラマは戦うことがある。
  4)走って登れるプログラマは似合わぬことに無理をしない。
  5)走って登れるプログラマはテント内でのキジ撃ち訓練を必要と感じている。
  6)走って登れるプログラマは全裸での渡渉訓練を必要と感じている。
  7)走って登れるプログラマはフルマラソンをサブスリーで走れる夢を見る。
  8)走って登れるプログラマはエベレスト登頂の夢を見る。
  9)走って登れるプログラマは心の若さを保つためと言い訳しながらマンガを読む。
  10)走って登れるプログラマには月の光がよく似合う。
  11)走って登れるプログラマはインスタントラーメンが好きである。
  12)走って登れるプログラマはインスタントラーメンをCPUの熱で作れると信じている。
  13)もちろんそのCPUでは、走って登れるプログラマが作ったプログラムが動いている。
  14)そのラーメンの出来具合からプログラムの善し悪しまで判断してしまう。

 最後に、走って登れるプログラマの推薦図書を。
  1) 植村 直己 青春を山に賭けて
  2) 狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死
  3) プログラミング言語C ANSI規格準拠 (カーニハン&リッチー 著)
  4) 人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (旧題「ソフトウエア開発の神話」)
  5)本物のプログラマはPASCALを使わない
    (Real Programmers Don't Use PASCAL)
  6) 闘うプログラマー ―ビル・ゲイツの野望を担った男達
  7) 日出処の天子 山岸 凉子 (著)
  8) エースをねらえ!
  9) ゴルゴ13



  「もっと、遙かな山旅を」  「インターネットの独り言 」 
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